こんにちは!歯科助手の村瀬です!前回に引き続き、矯正治療のお話しをします。

今回は、上あごの内側に金属を固定していくところからお話ししますね。上の左右の歯に金属の輪っかをつけて、輪っかの内側に引っ掛けるように装置をつけます。

    装置をつけてまず感じたのが、話しにくい!ということでした。上顎に装置があるので、舌を上顎につけるごとが出来ず、滑舌が悪くなりました。特に、さ行・た行・ら行を発音するのが大変で、何度も発音の練習をしました。また、装置と上顎の間に食べものが挟まってしまいご飯が食べにくいという問題が起こりました。装置をつけてから3週間が経ち、だいぶ慣れてきましたがまだ話づらい、食べづらいという状態が続いています。たくさん話したり、歌を歌うことで慣れやすくなるので、カラオケにたくさん行きたいと思います!

 

次に、上の親知らずが左右とも生えていたので、矯正で歯を動かしやすくするために抜くことになりました。

右の親知らずは、しっかりと歯が生えていたので、5分ほどで抜くことが出来ましたが、左側は歯茎の中に歯が埋まっている状態だったので、レーザーで歯茎を焼いて歯を抜きました。麻酔をかけていたので痛みはありませんでしたが、歯をつかんで引っ張られる感覚はとても怖かったです。歯を抜くときの患者さんの気持ちがよく分かりました!抜いた後に腫れたり、痛みが出ることもなく生活に支障がでることはありませんでしたが、歯を抜いたところにあいた穴に食べたものが詰まるのが気持ち悪く、うがいをして取っていました。

12ヵ月くらいは穴に物が詰まって気持ち悪かったですが、だんだん穴がふさがってくるので今では全く気にならなくなりました!親知らずの次は、上の歯の前歯から4番目の歯を右と左の2本抜きました。歯を抜かない場合もありますが、私の場合は歯をきれいに並べるために抜く必要がありました。歯を抜く前に、抜く歯以外の歯に白いポツポツを貼りました。抜いてから貼る場合もありますが、抜いた後すぐにワイヤーを通して、抜いた後の傷口の治癒を利用して歯を動かせるように先にポツポツを貼ることになりました。

次回は歯を抜くところからお話しさせて頂きますね!