ゲノム検査とは
「ゲノムドクター」に認定されました。
21世紀、がんは予防する時代となりました。
すでに「病気を発症しているか」どうかは、従来の画像診断などの検診で発見されます。
ゲノム検査では口腔内の粘膜や血液などを採取し遺伝子を解析することにより、超早期のがんやがん発症前のリスク(肥満・高血圧など)を発見することができます。
当院では、頬の内側の粘膜を綿棒で採取し、肥満や糖尿、がんなどに対する効果的な予防策を講じます。
病気になった場合も体質に合った薬や治療法を提案するなど、能率的で効果の高い治療が可能です。
また、この検査では骨粗しょう症についてもチェックするので、安全で長持ちするインプラント治療が実現することができます。
がんについて
日本人の2人に1人が「がん」になる
平成18年に亡くなった日本人のうち、約3割の33万6千人は「がん」が原因です。2016年には日本人の2人に1人が「がん」にかかるといわれています。 (平成18年度 厚生労働省統計による)
早期発見すれば安心ですか?
たとえ早期発見しても、「がん」の再発に一生怯えるのは同じです
PET-CTやMRIなどの画像診断では、わずか5mm程度の「がん」も診断できるようになりました。しかし、がんの治療には過酷な肉体・精神的苦痛、多大な経済的負担を強いられます。運よく治癒できても、再発の懸念と不安が一生伴います。
がんになる前に見つける。だから「がん」にしないケアを
5mm程度の「がん」が末期に至るまで、およそ1年~3年。早期発見しても、それだけしか時間は残っていません。しかし、5mmよりも小さいリスク状態で見つけられれば「がん細胞」まで成長させずに縮小、あるいは消滅させることが可能です。
検査方法の比較
唾液・頬粘膜の採取
唾液・頬粘膜による遺伝子検査はSNPs(スニップ)検査です。これは、親から受け継ぐ遺伝による体質判断の検査です。太りやすい、糖尿病になりやすいなどを調べます。がんになりやすい、なりにくいも、このSNPs検査で分かります。
血液の採取
血液解析は、誰もが持っているがん遺伝子やがん抑制遺伝子の今の状態を調べる検査です。がんは遺伝子の病気であり、そのもとである遺伝子を調べることが大切です。遺伝子は、食事や運動、喫煙、アルコール、ストレスといった後天的な環境に影響を受けてがんになるケースが95%といわれています。
検査の詳細
検査の流れ
STEP1:検査の説明
まず、検査の内容を説明させていただきます。
また、検査の説明を受けていただいた上で、検査への同意書に署名をいただきます。
STEP2:検体の採取
唾液、頬粘膜(頬の内側の粘膜)を採取します。痛みはありません。
また、一回の採取で複数の項目を検査することもできます。
STEP3:検査
解析センターで採取した唾液・頬粘膜の解析を行います。
約2~3週間ほどかかります。
STEP4:検査結果の説明
検査結果について、ドクターより説明されます。
ここでご自身の体の状態を把握することができます。
ドクターとよく相談し、体に合った健康のための取り組みを行なっていってください。
料金
標準コース(がん16部位、47遺伝子対応・発現解析)
検査費用18万円 ※別途カウンセリング料がかかります(30分2万円)
再発防止コース(がん再発防止、上限68遺伝子対応・発現解析・変異解析・メチル化解析)
検査費用45万円 ※カウンセリング料は検査費用に含まれています。