こんにちは!前回から担当している歯科助手の村瀬です!

矯正治療の最初の治療をお話しします。

大人の矯正は、歯にワイヤーをはるものになります。歯にワイヤーを通した後に、固定しておくために奥歯の12ヶ所に金属の輪っかをつけます。

歯と歯の間に金属の輪っかをつけやすいように、小さいゴムの輪っかを歯と歯の間に着けて隙間を開けていきます。私はまず、左右の上の歯にゴムの輪っかをつけました。初めは、歯の間に詰まっている感じが気持ち悪く、食べ物を噛むと痛みがありましたが1週間くらいで慣れてくると痛みや違和感もなくなりました。ゴムの輪っかをつけてから約1週間後に金属の輪っかをつけます。私の場合、6番目の歯を基準に他の歯を並べるため、歯が動かないように上顎にパラタルバーといわれる装置をつけることになったので、その日は装置の型取りと左右下の歯にもゴムの輪っかをつけて終わりました。

輪っかを着けた時と同様に、違和感と噛む時に痛みがありましたが、1週間ほどで慣れてきました。上の歯についていたゴムの輪っかを外す時がきました。

すると、歯の間に隙間が出来ていて、「こんなに歯って動くんだ!!」と驚きました。

食べ物が挟まりやすくなるので、フロスを使って詰まったものを取っていました。

パラタルバーなど上顎に装置をつける場合は、装着する1週間くらい前に、型取りをしたときに外したゴムの輪っかを付け直します。

上の歯の間にゴムの輪っかを通すと、1週間前と比べると隙間が狭くなっていて、ゴムを通すのが大変でした。この時、上も下も輪っかをつけている状態だったので、噛むと上下のゴムが当たって痛かったです。また、しっかりと噛み合わせることが出来ないので、口が少し空いた状態になり、寝ている時によだれが出て困りました(笑)

しかし、装置をつけるころには慣れて痛みもなくなっていました。次回は最終回です!矯正を始めてから治療途中の現在の様子までお話しいたします!
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