えんどう歯科の麻酔について

全身麻酔

インプラントの手術で局所麻酔を使用する場合、手術中の音が聞こえることもあり、患者様によっては緊張や不安が大きな負担になることがあります。
しかし、全身麻酔は苦痛や不安を与えることがないため、安心して治療を受けていただけます。

大学病院などの大きな施設では治療法の一つとして取り入れられていますが、高い麻酔技術が必要なため一般の歯科医院では非常に珍しい方法です。
えんどう歯科・矯正歯科クリニックでは、
院長が朝日大学歯学部総合医科学講座麻酔学分野を専攻しておりましたので、
最善の安全を確保することができます。

笑気ガス鎮静法

笑気ガス鎮静法を使用すると、治療に対する恐怖がやわらぐばかりか、ゆったりとした楽な気分で痛みを感じにくくなり、精神的・身体的なストレスを軽減できます。

この方法は、治療の前に小さなマスクを鼻に付け、普通の呼吸をします。
マスク内の酸素には、わずかに甘い香りのする笑気ガスが混合されていて、その濃度は30%前後と極めて低いものとなっています。
吸入して数分もすると、体がぽかぽかと温かく感じられるようになり、痛みなどの感覚もかなり鈍くなってきます。
必要に応じて局所麻酔を行いますが、注射をする際の痛みや、歯を削る際の振動も気になりません。
さらに、治療時間も非常に短く感じられるため「リラックスした気分で過ごすうちに、いつの間にか終わってしまった」と感じることが多いです。
また意識を失うことはなく呼吸器や循環器も安定していますので、全身麻酔のように全身状態を観察する必要がありません。

気ガス鎮静法の効果

鼻マスクを使用するため、麻酔注射の痛みがない
全身麻酔ではないため、治療中に会話をすることができる
マスクを外して数分で通常の状態に回復できる
笑気ガスは通常の呼吸で体外へ排出されるため、副作用がない

鼻で呼吸するのが難しい方などには使用できないこともありますが、心疾患や高血圧などの内科的慢性疾患がある方のストレス軽減にも最適です。