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中日新聞 遠藤院長コラム 2021年4月26日掲載分

2021年4月26日 中日新聞に掲載された 遠藤院長のコラムをご紹介いたします。   Q)私自身、虫歯が多いのがコンプレックスでした。子どもの虫歯を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?子供用の歯磨き粉や歯ブラシはどんなのを選ぶといいのでしょうか?       お子さんの虫歯予防にはご両親の仕上げ磨きが1番大切となります。 仕上げ磨きで注意して頂きたい部位ですが5歳までは上の前歯の歯と歯の間と下の歯の奥歯から2本目の歯と歯の間が虫歯になりやすい部位です。特に前歯はボトルカリエスと言って乳歯の虫歯の好発部位になりますので注意して磨いてください。 6歳からは乳歯一番奥から永久歯は萌出してきます。これは6歳臼歯と言って全ての歯の中で一番大きな歯です。そのため噛むのに一番重要歯になります。その他に、これから他の乳歯が永久歯に生え変わるのに噛み合わせの高さや歯並びにも重要な役割をします。 歯磨き剤はフッ素配合の歯磨き剤を使用してください。フッ化物配合量の上限は1500ppmですのでなるべく高濃度の物が良いでしょう。最後に歯ブラシですが大なるべくブラシの小さいものを使用して細かく1歯ずつ磨くようにしてください。 小学生の高学年で6歳臼歯に虫歯が無いお子さんはその他の歯が虫歯になっている事はありませんので是非チェレンジしてください。