口を開けると痛い、口を開けづらい、顎が動かしづらい
皆様こんにちは!!
今月の歯の豆知識を担当させていただきます、えんどう歯科・矯正歯科クリニックの池上昂秀です!よろしくお願いします!
皆様ご存知のことと思いますが、昨今は新型コロナウイルスの感染拡大について日々ニュース、新聞などで報道されています。
小、中、高等学校の長期連休が延長されお家時間が長くなり、休日なのに、本来の予定通りに行動できていない家族の方々、皆様が大半を占めていると思います。岐阜県も緊急事態宣言が解除された今でも家族、職場の皆様のことを考え、行動を自主的に抑え、例年とは違う暮らしをされている方々が大半なのではないかと思います。
私自身も、本当に早く、このコロナ禍の状況が緩和され、昨年通りの生活に戻らないかと日々願うばかりなのです。今は岐阜県の皆様、それから日本全国の皆様が協力し、日本が安定した状態に戻ることを願い、行動するしかないと思います。
なので、少しでも早く今までの生活に戻れるように、外出中のマスクの着用、お家に帰ってからの手洗い、うがい、殺菌を徹底し、協力して生活していきましょう!
さて、今の世の中の話が長くなってしまいましたが、今回の歯の豆知識では、患者様から
相談されることが多い、顎関節症についてお話ししていきたいと思います。
普段、診療をさせていただき、口が開けづらい、大きく口を開けると痛い、顎の動きが悪いなど、顎にまつわる様々な主訴で来院される方々がいらっしゃいます。お口が開かないと、話をする時や、トレーニング、部活の練習、ご飯を食べる時など生活の中の様々な場面で支障が沢山出てきますよね。なので、今回は顎関節症についてお話ししていきます。
そのほかにも
物理療法として、経皮的神経電気刺激という低周波の電気を用いて痛みを緩和していく方法や、低出力レーザーを用いて痛みを緩和していく方法、温熱療法などがあります。
スプリント療法として、お口の中にマウスピースのような装置をいれ、上下の歯との間に隙間をつくり、顎関節への負担の軽減を期待する方法などがあります。
初期の治療ではこのような方法で、顎関節の痛み、症状の緩和を行なっていきます。

- 顎関節症について
- 顎関節症の分類
- 顎関節症I型:咀嚼筋障害
- 顎顎関節Ⅱ型:関節包 靭帯障害
- 顎関節症Ⅲ型:関節円板障害
- 顎関節症Ⅳ型:変形性顎関節症
- 顎関節症V型:IからⅣ型に該当しないもの。
- 治療方法について

- まとめ