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超高齢社会になってしまった日本について

皆様、もう早いもので、師走ですね。 12月です。今年の最後の月になりました。 もう少ししたらお正月。年を越す為に、大掃除をやらなきゃ!! 先の早い話ですが、毎年、こう言う話をするとすぐに年末が来てしまい、 いつも慌てる私です。 さて、今月号の豆知識は、私、遠藤奈穂が担当させていただきます。 今月は、超高齢社会になってしまった日本について。 これからの歯科医療についてですが、もう、歯がある方がほとんどの社会になってきています。以前のようにおばあちゃん、おじいちゃんは総入れ歯という概念を打ち壊す時代に突入してきました。 ただ、体の方はそうはいきません。何らかの形で皆さま、ご病気をされて、または老化で、ご不自由になられて、ご自宅で、または、施設で療養されていらっしゃる場合がほとんどです。では、その後、口腔内をどうしようか? となってしまわれている方がほとんどです。 お体が不自由になってしまった後は、移動することが不可能になってきてしまっていますため、口腔内がおざなりに・・・。 そして、その後、歯がボロボロに・・・。 私は訪問診療を担当させていただいており、そう言った方がほとんどと言っても過言ではありません。 それを防ぐために何をするか・・・。 まずは、口腔内がボロボロになるわけは、お体が動かなくなるからです。 大病をされたとき、またはその後に、どうしても口腔内は二の次になってしまいます。 嘘のような本当のお話です。 今の時代に近づき、何とか人工関節に置換される方、また、心臓の手術をされる方、腎臓の重い疾患の方などは口腔内の清潔さを保ってくれと、医師からも薦めていただけるようになりましたが、その他は、未だ歯と全身の繋がりを信じてくださる方がどれだけいらっしゃるか・・・。 悲しい事実ですが、現実は厳しいです。 そういった方々が、要支援、要介護がついた時に、どうして良いものか、困ってらっしゃいます。そうなると、訪問診療の分野です。 そうなる前に、まずは、重要に思ってください。 まずは、ほんの少しのストレッチが大切です!! 歯医者が何を言っている?と思われてもおかしくないのですが、骨と歯は似たもの同士なのです。同じ体ですから。 骨粗鬆症になれば、歯も脆くなります。もちろん、骨粗鬆症になる以前には、他の臓器の異常の問題もあるはず。 体は一つなのです。今まで、お仕事に家庭に頑張ってこられた体を労わる意味で、 ほんの少しのストレッチでよいのです。実は、ラジオ体操を全力で行うことほど良いものはないと思っています。 あの体操は国民一人一人が覚えてしまっているフレーズにもう皆様が既にご存知の動きを つけるだけで、ガチガチの体がほぐれ、健康寿命が伸びますよ!! もちろん、食生活も大切ですよー(^-^)   我々は歯科なので、口の中をクローズアップしがちですが、 そうではない、体あっての歯、歯あっての体なのです。 ですから、まだお若い時に、具体的に、介護保険をいただく以前に体のストレッチの習慣をぜひつけてください!!そして、寝たきりではなく、介助が必要な体ではなく、 どうせなら、楽しく生きませんか?そして、皆様で、日本人の健康寿命を伸ばしましょう!!(私も含め・・・) それに共通すること!!今の若い子どもたちを見ていると、いつも思うのが姿勢の悪さ、 舌が上顎から離れている子供さんが多いです。本当は、安静時の舌は、上顎にくっついていないといけないのです。 姿勢が悪いことからの病気への移行、歯科の疾患への移行も関係をします。 若いからまだ、見せかけの健康が実現していますが、 今の子供さんたちが80歳、90歳になったらと思うと、今よりも疾患を持つ方が多くなることも目に見えて、これからの時代が怖くなります。 ぜひ、皆さま、姿勢と、軽いストレッチは心がけてくださいね(๑>◡<๑) そして、健康な体で、時代を謳歌していきましょう!! 遠藤奈穂