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中日新聞2023年4月24日掲載コラム「食いしばりがあっても矯正は可能ですか?」

以前「食いしばり」があるといわれ、それが原因で歯並びが悪いようです。現在は就寝時にマウスピースを使用しています。食いしばりがあっても矯正は可能ですか?   ご質問ありがとうございます。食いしばりがあっても矯正治療は可能です。 大人の矯正治療には大きく分けて2種類の装置があります。
  • ブラケット矯正治療 ②マウスピース型矯正治療 あります。①ブラケット矯正治療はブラケット(メタルまたはセラミックの小さい長方形の装置)を歯の表面に貼り付けます。(表側にブラケットを付ける方法と裏側に貼る方法があります)そのブラケットにワイヤーを通して歯を動かす治療法です。
  • マウスピース型矯正治療は約25㎜のプラスチックのシートを1週間~2週間毎に交換して歯を動かしていく装置になります。
どちらも綺麗に歯並びを治療することは可能ですが、 ブラケット矯正は食いしばりがあると装置が外れやすい欠点があります。 マウスピース型矯正は20時間以上使用しないと綺麗に歯が動きません。 歯科医師によっても治療方針が異なりますので色々な歯科医院で相談されてはいかがでしょうか?