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THE歯ブラシの選びかた、使いかた

こんにちは!歯科助手の西田です。今日は歯ブラシの選び方と当て方についてお話していきます。 私は歯科助手になるまでは歯ブラシは薬局にあるものを買い、どの歯ブラシも一緒だと思っていました。 歯医者さんで働いて歯ブラシにはたくさん種類や形があり、びっくりしました。 私は歯を磨く時、力強く磨いてしまうため、柔らかい毛先で歯肉にも優しく、歯と歯の間や奥歯も磨きやすい歯ブラシを使っています!少しの力でも磨けてしまうのでおすすめの一品です!!! ぜひ歯科医院で歯ブラシを買ってみてください。気になることがあればスタッフに声かけてください! まずは歯ブラシについてお話しします。歯ブラシには主に2種類の加工があります。ラウンド加工とテーパー加工です。 ラウンド加工とは見た目で注目されがちで、「使ってびっくり」「新感覚」の実力派。ただしこの実力を引き出すには動かしかたのちょっとしたコツが必要です。 テーパー加工とは、フロスや歯間ブラシ、タフトブラシをなかなか習慣化できないかたや、フロスや歯間ブラシで歯ぐきや歯を傷めがちのかたにオススメです。 歯科医院で歯磨き指導をしているとみなさんそれぞれ歯磨きの仕方にとても個性があるな〜と感じます。長年ご自身では意識せずに続けてきた癖が、歯の削れや痩せた歯茎となってお口の中にあらわれていることもしばしばです。 とても熱心に歯磨きをしてくださるかたによくあるのがゴシゴシ磨きです。硬めの歯ブラシで磨かないと磨いた気がしない。と隅々までしっかりと毛先を届かせようとつい力を入れて磨いてしまいがちです。 お口の健康は、「歯磨きさえ頑張れば守ることができる」と思われがちですが、自己流のやり方を続けているうちにかえって大切な歯や歯茎を傷めてしまうこともあります。 歯科医院では歯科衛生士さんがセルフケアの方法を教えてくれます。自分ではお掃除が難しい、歯周ポケットのなかなどは、プロフェッショナルケアでしっかりと綺麗にしてくれます。治療終了後のお口を守るため歯科に定期的に検診をオススメします。 Nico2021年3月号より転載