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中日新聞に掲載された内容です

こんにちは。 えんどう歯科・矯正歯科クリニック 院長の遠藤為成です。 2020年12月24日の中日新聞に掲載されたコラムの内容をご紹介します。 【質問】 60代女性です。部分義歯を使っていて、不便は感じていないのですが、歯科医からインプラント治療(保険適用外)を勧められました。インプラント治療に踏み切るタイミングはいつが良いのでしょうか。   【回答】 ご質問ありがとうございます。 お口の中の歯肉や骨(歯槽骨)はいつも一定ではなく、年々変化していきます。 特に入れ歯の下の歯肉や骨は入れ歯からの圧迫の力がかかるため周囲の歯肉や骨より大きく変化します。 そのため入れ歯は定期的に作り替えが必要になります。 また、形が合わなくなった入れ歯を気づかず使用することによって歯肉や骨の吸収が著しくなります。 骨が少なくなると周囲の歯にも、動揺などの悪影響が出てきます。 歯科インプラント治療は人工のネジを骨の中に埋め込む治療です。 そのため骨(歯槽骨)が少なくなるとインプラント治療を希望しても手術が複雑になることがあります。 現在部分床義歯を使っていただいて不便は感じていないと言う事ですが、 入れ歯の作り直しが面倒な場合や、もし将来、歯科インプラント治療を希望されるようでしたら骨がしっかりあるうちに治療されることをお勧めします。