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歯を失ってしまった場合の治療方法について

  今月の歯の豆知識を担当させていただきます。 えんどう歯科・矯正歯科クリニックの池上昂秀です。よろしくお願いします。 2019年もあっという間に時間が過ぎ、もう残すところ1ヶ月と少しとなりましたね。 段々と寒さも増してきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。   日々診療をさせていただき、沢山の患者さんの治療をしていて沢山のケースに遭遇いたします。その中で歯周病が進行してしまい歯がもたない状況になってしまったケース、歯の根っこが折れたり、割れてしまいもたせられなくなってしまったケースなど多くのケースがあります。 そこで今回の豆知識では歯を失ってしまった場合の治療方法についてお話したいと思います。   当医院で行われている主な治療法は 入れ歯 ②ブリッジ ③インプラントの3つになります。 それぞれの治療の利点と欠点をお話ししていきます。   ①入れ歯 利点  ・自分の歯を削る必要がない。  ・取り外し式のため、入れ歯、自分の歯共に清掃がしやすい。 欠点  ・違和感があり、慣れるまで期間がかかる  ・安定して噛むことが難しい  ・割れたり、変形しやすく耐久性が低いブリッジ 利点  ・取り外す必要がなく、違和感が少ない  ・入れ歯に比べるとしっかりと噛める 欠点  ・土台となる自分の歯を削る必要がある  ・土台となる歯に負担がかかる   ③インプラント 利点  ・ブリッジに比べよく噛める  ・取り外しの必要がない  ・自分の歯を削る必要がない  ・隣の歯に負担がかからない  ・審美性が高い 欠点  ・手術の必要がある  ・費用がかかる   3つの方法にはこのような利点欠点があります。歯一本の欠損のお話しとは別に複数本の歯の欠損のお話しも簡単にしていきます。奥歯がない状態でご飯を食べたり日常の生活をされていると噛み合わせの時にかかる力が前の方の歯にかかるようになってしまいます。この様な状態になりますと、前歯や小臼歯部に力がかかってしまい、突然被せ物が外れてしまったり、詰め物がとれてしまったりと行った症状が出てくる可能性が出てきます。他の歯に影響が出ない様にするためにも、歯を失ってしまった箇所があればそこの部位を補う治療をすることが大事になってくると思います。患者さん11人でお口の中の状態や治療に対する考え方、希望する治療など様々な点で違いがありますが、当医院では患者さんに最適な方法をお話しさせていただき、ご提案させていただいた上で治療をしております。お口の中のことでお困りのこと、お悩みがございましたら遠慮なさらずにお話し下さい。スタッフ一同お待ちしております。   また、当院の院長 遠藤為成は「日本口腔インプラント学会」で研鑽を積んでいます。 詳しくは院長ブログをご覧ください。 https://www.endo-dc.net/blog/