えんどう歯科・矯正歯科クリニックのスタッフは「患者様の不安を少しでもなくすことが私ども衛生士、助手の役目」と語り、ブログに投稿しております。

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歯の豆知識

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歯周病について Vol,2

2018年04月28日

皆様 こんにちは。

えんどう歯科・矯正歯科クリニック副院長の遠藤奈穂です。

今回は私が担当させて頂きます。よろしくお願い致します。(‘◇’)ゞ

前回のブログで「歯周病について」の基礎的な事をお話しさせて頂きました。

 

ざっと復習しますと、歯周病とはお口の中の菌が原因で、歯の歯周組織に炎症を起こす

病気です。

 

今回はその歯周病を分かりやすく、ちょっとずつ掘り下げていきたいと思います。(*’ω’*)

 

さて、皆様!!「歯肉炎」という言葉、よく聞かれると思いますが・・・・・

あれ?????歯周病?歯周炎?どう違うの?

と、はてなが飛んでしまう事ありませんか?

 

簡単に言うと、

歯周病=歯肉炎+歯周炎

ということなのです。

 

歯肉炎は歯周病の初期段階です。

 

では、残りの歯周炎に参りまして、

歯周炎には・軽度歯周炎

・中度歯周炎

・重度歯周炎

があり、

歯肉炎が初期段階なので、

力関係でいうと、

歯肉炎<軽度歯周炎<中度歯周炎<重度歯周炎

 

となります。

 

私共が、超音波で歯石取りをさせて頂く前に、歯と歯茎の間(歯周ポケット)の検査をさせていただいておりますが、

それが歯周病の程度を測る検査です。

歯周ポケットを測らせていただく際、当医院の衛生士が

「3ミリ以上は歯周炎の疑いがあると思って聞いて居て下さい」

こんなフレーズを申しておりますが、

ご存じでしたでしょうか?

それはいつも歯周病の程度をはかっているのでした。

3mm以下・・・歯肉炎(=軽度歯周炎)

4~5mm・・・中度歯周炎

6mm・・・重度歯周炎

です。

 

ところで、少し前(20年くらい前でしょうか)になりますが、

「歯槽膿漏」という言葉をよく耳にされた方もいらっしゃるはず。

その、歯槽膿漏という言葉は今は消えてしまっています。

しかし、この言葉、どこに行ったのでしょうか????

 

歯槽膿漏とは、今までのお話で、何となく気づいた方もいらっしゃるのでは??

 

そうなんです。歯周病の中に含まれているのです。

 

要は、膿が出る歯周病の症状の事なのです。

歯周ポケットが深くなり、そこに、プラーク、要は、細菌がずっと居続けることにより

生体に為害作用が起き、炎症が起きて、膿が出てくるというわけなのです。

 

 

では、歯肉炎について・・・

これは、子供からでもかかる病気なのです。

歯周病は大人からでしょ???

と思われがち・・・

いえいえ、いままでのことをふまえて、言いますと、

歯周炎は子どもの時期からかかってしまうのです。

え???

まさか???

 

親御様方、そう思われると思うのですが、

その原因を作るのは、誰でもない、

そう!子どもさんの周囲の方々なのです。

地域での歯科健診や、ご出産された産婦人科、本もそうですが、

今や、色んな媒体を通じて情報がまわっているはずです。

聞き覚えがある方が多いと思いますが、

・子どもかわいさにキスをしてしまう。

・口移しで同じスプーンを使ってご飯を食べさせてしまう。

Etc.

赤ちゃんは、無菌状態で生まれてくるので、

菌はうつってしまうのです。

お口の中の菌もそうなのです。

うつるのです。

親御様が歯周病の激しい方ならなおさら、

子どもさんにうつる菌もそれなりの菌がうつってくるのです。

 

皆様!!!お気を付けくださいね!!!

 

歯周病は、数十年かけて、少しずつ進行していきます。

サイレントディズィーズなのです。

お子様を守るためにも、

くれぐれも、口移しはやめてくださいね(‘ω’)ノ

 

 

では今回の私からの豆知識はこの辺で・・・( ..)φメモメモ

 

*私は患者さんからよく聞かれる事項を主に豆知識を進めてお行きたいと思っております。(‘◇’)ゞ

では、次号にてお会いしましょう(*’▽’)

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