こんにちは。今回は私、遠藤奈穂が担当させていただきます。
今回は前回の続きです。
子供の成長とお口の成長 パート2
です。(*’ω’*)
前回までは手づかみ食べを十分にさせてあげましょうと言うポイントで終わりました。
今回は手づかみも、食具でも食べることができる時期からです。
○幼児食期(歯食べ期)・・・1~2歳代
↑
離乳完了期
先ほども記した、手づかみでも食べれる、食具でも食べれる時期です。
かみかみ期の延長で、舌が自由自在に動かせるようになります。
歯がはえることで、噛む運動が完成されます。
つまんでつぶれるくらいの硬さから始めます。
くれぐれも・・・
三歳までは軟らかめに調理して下さいね!!
食具は段階をふんで与えてください。
こういう感じです。
スプーン→フォーク→箸 です。
これで三歳までの発達の段階の説明は終わりです。
ここまでで、保護者の方の間違いやすい介入の仕方を説明いたします。
ここで間違えてしますと後で修正するのは大変なことです。
具体的に書いていきますね。
まず、
○ごっくん期の間違いやすい点
どうしても、スプーンで食べさせていると、人間として、口腔機能を成長させている時期、
訓練している時期とは思わず、
食べるのに時間がかかるを気にしてしまうせいで、
食物の塊をそのまま口までもっていき、早く食べさせようとする方!!
間違いです!!
それをすると、唇を閉じる筋肉の力が育たなかったり、食べることに専念する心が育たなかったりします。
また、ごっくんと飲むのを待たずに次のスプーンを口に持っていく、または、水分を途中で飲ませてしまうなどをすると、
正しい嚥下も育ちません。
流し込み食べのはじまりともなります
要注意です!!
○もぐもぐ期の間違いやすい点
離乳食を舌で押しつぶして食べる時期なので、離乳食の硬さを段階をふんで調整する必要があります。
間違えた場合・・・
この段階を飛ばしてしまいますと、押しつぶす事がうまくいかず、
口の外に押し出してしまうこともあります。
ここで、好き嫌いと間違える親御さんは普通にいらっしゃいますので、
要注意です!!
○かみかみ期の間違いやすい点
多くは奥歯がはえていません。
なので葉っぱ類をかみ切ることはできないのです。
要は、歯茎で噛み潰すものしか食べられません。
歯の萌出を確認しながら食材を選ばないといけません
以上のように幼児食期(離乳食完了期)では、早く保護者と一緒にお食事をしたいと願う
親御さんばかりだと思います。
そう言っている私たち夫婦もそうでした。( ゚Д゚)
しかし、
段階をふまずにステップ飛ばしをしてしまうと、
噛めない子。噛まない子
が出来上がってしまうのです。
お食事はよく噛んで唾液をよく出して、食品のおいしさを覚えることを学習する時期
ですね( *´艸`)
そうして、私の個人的な意見ですが、自分の子供たちを一生懸命育ててきましたが、
なるべく親御さんが余裕をもって食育できる時代が来ること!!
願って止みません。
えんどう歯科・矯正歯科クリニックは、岐阜県関市のお子様からお年寄りまで安心して通っていただける歯医者です。安心・努力・誠意をモットーに皆さまのお口の健康のサポートをさせていただいております。えんどう歯科・矯正歯科クリニックには関市周辺(関、岐阜、美濃、郡上、美濃加茂、各務原)から多くの患者様に来院していただいております。