えんどう歯科・矯正歯科クリニックのスタッフは「患者様の不安を少しでもなくすことが私ども衛生士、助手の役目」と語り、ブログに投稿しております。

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歯の豆知識

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歯科と関係の深い全身疾患である“糖尿病”について

2023年10月01日

こんにちは、歯科衛生士の木下です。

 

今回は歯科と関係の深い全身疾患である“糖尿病”についてお話ししていきたいと思います。

 

糖尿病とは血液中のブドウ糖濃度が病的に高くなった状態でインスリンというホルモンが上手く作用しない事が原因です。

糖尿病は2つの型に分類されています。

 

1型糖尿病:膵臓の細胞が破壊されてインスリンの分泌が極端に減る

2型糖尿病:インスリンの分泌量が減る、働きが悪くなる

原因は食事や運動などの生活習慣

治療法としては食事療法 運動療法 薬物療法が行われています。

1型糖尿病の場合にはインスリン注射を行います。

2型糖尿病ではまず、食事療法や運動療法が指示されます。それでも血糖値のコントロールがうまく行かない場合は経口の血糖降下薬が処方されて膵臓の細胞に働きかけインスリンの分泌を促します。

お口への影響は??

糖尿病は血管系に影響を及ぼすため、お口の組織に血液が行き渡らなくなってしまい歯肉への栄養供給や修復する能力が低下する症状がみられます。

また、白血球の機能が低下するため歯周病菌に対する歯肉の防御機能も下がり、歯周病が起こりやすくなります。

そしてこの歯周病が重篤な感染症を引き起こす原因となる場合があります。

歯周病は歯周病菌などの細菌によって引き起こされる炎症性の疾患で歯の周りの歯肉や歯を支える骨など周りの組織が溶けて破壊されていく細菌性の感染症です。

最初は腫れや炎症で赤くなりますが痛みを感じる事はほとんどないため知らないうちに症状が進行している事があります。さらに症状が進行していくと歯を支えている骨を溶かして膿が出てきたり歯が揺れてきたりして、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。

歯を失うと・食べ物を噛む力が弱くなる、噛めなくなる・言葉が発しにくくなる・表情が変わると言った変化が起こってきます。

そして糖尿病と歯周病には相互関係があり、歯周病になると歯肉の中で作り出された炎症物質が血液を介してインスリンの効きを悪くする作用が働きます。

糖尿病になると歯周病になるリスクを増やし、さらに糖尿病を加速させていくという負のサイクルにはまってしまいます。

そのためにも定期的な歯科検診で歯周病の進行度をチェックしていく事が重要になってきます。

最初はお口と糖尿病って関係あるの?と思った方も多いと思います。

糖尿病以外にもお口と関係のある全身疾患がありお口の状態が悪くなる事により体の状態も悪くなっていく事があります。

そのためにもお口の健康を保つ事がとても大切になってきます!

皆さんも気になる事がありましたらお気軽にお声をかけください。

 

えんどう歯科・矯正歯科クリニックは、岐阜県関市のお子様からお年寄りまで安心して通っていただける歯医者です。安心・努力・誠意をモットーに皆さまのお口の健康のサポートをさせていただいております。えんどう歯科・矯正歯科クリニックには関市周辺(関、岐阜、美濃、郡上、美濃加茂、各務原)から多くの患者様に来院していただいております。

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