こんにちは。歯科衛生士の渡邉です。
みなさんは普段歯みがきをする時に、歯ブラシや歯磨剤にこだわりなどあったりしますか?
私は、長年同じメーカーの歯ブラシを選択しています。一度いいなと思ってしまうと、どうしても使い続けてしまいますよね!
患者様の中には、「長年この歯ブラシ・歯磨剤を使ってる」、「これじゃないとダメ」という方もみえます。現在、フッ素入り磨き粉はたくさん販売されており当医院では1000ppmを超える
歯磨き粉を取り扱っています。
今回は、その中の1つ「コンクール ジェルコートF」という商品をご紹介いたします。
☆歯面のツルツル感
研磨剤が入っていないにもかかわらず、使用後の歯面がツルッツルッになり、口腔内がスッキリ爽やかになります。ジェルコートFを使用された方で同じように感じた方は多いのではないでしょうか?このツルツル感の正体はポリリン酸ナトリウムで、汚れの原因を除去し、歯石の付着を抑制する作用があるからなのです。また、有効成分だけが歯面に長く留まるため、使用後のツルツル感が長く続くわけです。
上記は、実際にジェルタイプのほかの歯磨剤を使い、比較実験を行った写真です。
①ジェルコートF、②他社ジェル状歯磨剤。それぞれの歯磨剤を使った後12時間歯磨きを中止したところ、ジェルコートFの方が、プラーク付着が少なく、舌感による歯面のツルツル感が長く続いたという結果が出ております。ジェルコートFは歯面に長く留まる設計のため殺菌効果の持続、フッ素濃度が950ppmでありながらフッ化物の効果も十分に期待できるのではないでしょうか。
☆発泡剤・研磨剤ナシ!
歯磨剤は毎日何度もブラッシングのたびに口腔内へ使用するものなので、発砲剤であるラウリル硫酸ナトリウムが入っていないことは大きなポイントです。なぜなら、皆さんご存じのとおりラウリル硫酸ナトリウムは、多くの方が問題なく使用している一方で、アレルギーの原因になることや唾液保護成分であるムチンを破壊して口腔乾燥を引き起こす危険性が指摘され、ドライマウスの方や口腔乾燥が気になるドライマウス予備軍の方へは注意したい成分だからです。
その点、ジェルコートFには発砲剤も研磨剤も入っていないため多用な使用方法を安心してお勧めできます。手用歯ブラシはもちろん、歯間ブラシや舌ブラシ使用時には化学的な清掃効果アップと潤滑剤として、電動歯ブラシ使用時やブラッシング圧の強い方へは研磨剤の影響による歯面へのダメージを抑える目的で使用してもらい、プラスの効果として薬用成分による炎症抑制効果も狙えて一石二鳥です。
乳歯用や、成人用、現在の歯の状態に合わせてその方に合った歯磨き粉をご案内しております。
ご希望でしたら、是非お近くの歯科医院へお問い合わせ下さい。
当医院では、ご自宅での歯みがきで、どの歯ブラシ・歯磨剤・補助用具を使ったら良いか分からない、みがき方が分からない方にブラッシングのアドバイスをお伝えしております。お気軽にスタッフまでお声掛けください。
雑誌「デンタルハイジーン」2021年12月号より転載
えんどう歯科・矯正歯科クリニックは、岐阜県関市のお子様からお年寄りまで安心して通っていただける歯医者です。安心・努力・誠意をモットーに皆さまのお口の健康のサポートをさせていただいております。えんどう歯科・矯正歯科クリニックには関市周辺(関、岐阜、美濃、郡上、美濃加茂、各務原)から多くの患者様に来院していただいております。