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歯の豆知識

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スポーツと口腔の関係

2021年09月17日
 

こんにちは。歯科衛生士の岸です。

皆さんは最近、運動をしていますか?新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、お家で過ごす時間が増え、運動不足になってしまう方も増えたのではないかなと思います。しかし、運動不足から身体的及び精神的な健康を脅かす健康二次被害も懸念されます。意識的に運動・スポーツに取り組むことは、健康の保持・増進だけでなく、ストレス解消、自己免疫力を高めてウイルス性感染症を予防することにも役立ちます。そこで今回は、スポーツと口腔の深い関係についてご紹介します。

 

アスリートにとって、十分な栄養摂取のために、健全な口腔環境が不可欠なのは広く知られています。しかし、運動時の頑張りに欠かせない「スポーツクレンチング」についてはどうでしょうか?

 

スポーツクレンチングとは、スポーツ時の噛みしめであり、静的な構えと動的運動時の両方で起こります。スポーツクレンチングの発現はインパクト時にボールの力などに負けたくないとき、瞬発力の発揮時、体幹のブレを少なくしてエネルギーロスを少なくする必要があるときなどに見られます。

 

スポーツクレンチングにはさまざまな働きがあり、大脳皮質の活動性を向上させることなどが知られています。結果として運動能力、平衡機能、安全性に影響することが理解されています。ただし、不必要な場面での不要な噛みしめは身体を緊張させることになり、円滑な動作を阻害しますので注意が必要です。

 

 

 

このようにスポーツクレンチングは多くのスポーツシーンで発現し、その効果も高いものと思われます。しかし、スポーツクレンチングを安全かつ効果的に行うには健全な顎口腔系であることが必要です。そのため、スポーツ時の傷害を予防・軽減する必要があり、マウスガードの活用が有効です。

 

マウスガードの外傷に対する効果

①顎口腔系外傷の予防・軽減

(直接外力から歯を保護、口唇や舌、頬に対する歯による損傷防止、衝撃から顎関節を保護するなど)

②間接的外力による脳震盪、頸部外傷の予防・軽減

③顎口腔系障害の予防・軽減

④他の選手に対する歯による外傷(歯が凶器)の予防・軽減

 

お湯などで軟化後、口腔内で適合を図る市販のタイプや、適合性・咬合関係において不適切なマウスガードの使用は、安全性や顎関節への負担、装着によるストレス、筋力や平衡機能などへのデメリットになってしまうこともあります。そのため、選手の口腔状態や参加種目、競技レベルに適したマウスガードを作成し、使用することがおすすめです。

当院でもスポーツ用のマウスガードを作成することが可能です。また、当医院の院長は、スポーツ歯科ドクターですので何でもお気軽にご相談くださいね!

 

雑誌「デンタルハイジーン」2021年7月号より転載

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