新年明けましておめでとうございます。
輝かしい新年を健やかにお過ごしのことと存じ上げます。
さて、今年初めてのブログを担当させていただきます、
えんどう歯科・矯正歯科クリニック副院長 遠藤奈穂です。
記念すべき今年初めてのブログですが、原点に戻り、歯周病についてです。
例えば・・・。
歯周病と、糖尿病、この二つはかなりイコールになります。
つまり・・・
糖尿病があると歯周病になりやすく、重症化しやすい。
一方で・・・
歯周病は糖尿病に悪影響を及ぼすのです。
糖尿病があると免疫機構の低下や血流の悪化、唾液の減少などのため、歯周組織の障害が生じて、歯周病になりやすく、また、重症化しやすいことがわかっています。
歯周病はと言いますと、歯周病はインスリン作用を阻害し、血糖コントロールを悪化させます。歯周病を治療すると、ヘモグロビンA1cが最大1%改善するという報告もあります。
歯周病は他にも肥満、肺炎、睡眠時無呼吸症候群、心内膜炎、腎炎、菌血症、敗血症、胃腸障害、栄養障害など様々な疾患の原因になると言われています。
お口を健康な状態にすることは全身の健康にかかわる大切なことなのです。
いまさら?と言われそうな事ですが、本当に大切なことなので、今一度、ブログでお知らせさせていただきました。
コロナ禍に置かれた現状では、なかなか外に行けず、運動もできず、
ライフスタイルのゆがみからストレス増加傾向にあります。
今、とにかく我々の業界で言われている事、
それが、医療に対しての出控えなのです。
出控えとストレスで、悪化した状態での受診になる場合が多いのです。
糖尿病予備軍であった方がひどくならないように、腎炎を持たれている方が、ひどくならないように、その他の歯周病と関係をもつ疾患をお持ちの方、
まずは出来ることからです。
歯周病を抑制できるように日々ブラッシングを行っていく。
それが歯周病を重症化しないことで一番大切な事です。
皆様のお体を守るうえでの第一歩でもある事を覚えていてください。
難しいことではないので、是非、歯周病を重症化しないように
日々のブラッシングを大切にしてください。
また、ブラッシングの仕方も人それぞれの歯並びによって違います。
定期健診の際、もしくは、通常の受診の際に是非お聞きください。
皆様の健康がお口から守れますように・・・・。
そして、この状況を皆様で乗り越えるお力添えが出来ますように、
我々も頑張ってまいります。
本年も宜しくお願いいたします。
えんどう歯科・矯正歯科クリニックは、岐阜県関市のお子様からお年寄りまで安心して通っていただける歯医者です。安心・努力・誠意をモットーに皆さまのお口の健康のサポートをさせていただいております。えんどう歯科・矯正歯科クリニックには関市周辺(関、岐阜、美濃、郡上、美濃加茂、各務原)から多くの患者様に来院していただいております。