大きく口を開けて、指で自分の歯を思いきり押したり、引いたりしてみても歯は動きません。力を入れ過ぎるとただ痛いだけです。
でもこのびくともしない「歯」を思い通りの場所へ動かす治療が「矯正治療」です。なんだか痛そうな気がしませんか?大きな大きな力をかけて動かさないと歯は動いてくれそうにありません。
でも不思議なことにその逆で、ごく小さい力を継続的にかけ続けることにより歯は動きます。
メジャーリーグのイチロー選手が年間安打数の新記録を作った時に「毎日少しづつその場所へ向かう以外、人が行ったこともないような遠い場所へは行けない。」と言ってたことと矯正治療はよく似ていると感じています。
ごく弱い力を毎日かけ続けて一ヶ月で約1ミリ程度、歯を動かしていきます。そのため治療には多くの時間を要しますが、これ以外きちんとした噛み合わせを自身の歯で得る方法ありません。
長い時間をかけて、美しい歯並びとしっかりと噛める歯を手に入れた時の晴れがましい笑顔を見る事は私の最大の喜びの瞬間でもあります。どうぞ悩んでないで、お気軽にご相談にお越しください。
心身ともに美しく、健康なライフスタイルを送るための、お手伝いをいたします。
私も成人歯列矯正を体験しています。
みなさん一緒に頑張りましょう。
院長 遠藤 為成
矯正治療はただ歯並びを美しくするだけではありません。
矯正治療をするとたくさんのいいことがあります。
矯正治療は、このように実施します。
STEP1 予約
まずはお問い合わせください。
STEP2 初診・相談
治療を受けるかどうかは相談の後でよく考えていただいてかまいません。
治療は、治療に適した時期がくるまで待つこともあります。
※矯正には成長に合わせて2つの段階があります。
1歳から12歳 初期治療
12歳から18歳 本格治療
※MFTとは
舌や唇の癖を修正し、正しい位置や運動を身につける口腔筋機能訓練法で、乳歯列期から行うのが有効とされます
たくさんの本をきれいにならべることを考えてください。
そのためには小さな本棚では当然、入り切れません。
大きくて充分なスペースのある本棚を用意する必要があります。
この段階が「初期治療」にあたります。充分スペースのある本棚が用意できると次はジャンルや背表紙の大きさに従ってきれいに配置していく作業が「本格治療」となるわけです。
大人になるとあごの大きさは決まってしまいます。成長に合せて、スペースを作っていくことは、とても自然な作業で、本人の負担も少なく治療効果も高くなります。「初期治療」ができるのは子供時代の限られた時間になります。
STEP3 検査
レントゲン撮影など歯型、写真などをとります。
STEP4 診断・治療計画の決定
治療方法、治療期間、治療費用など、良く相談して決めていきましょう。
STEP5 抜歯
必要であれば抜歯をします。
STEP6 ゴム入れ・装置入れ
ゴム入れをして歯と歯の間に隙間を作ります。
少し痛いこともありますが、しばらくすると慣れてきますので、大丈夫です。
4、5日後に、装置を入れます。
装置を入れた後も基本的には何を食べても大丈夫ですが、固いものや歯に引っ付くものは注意して食べてください。歯磨きも忘れずに!
また、今までどおりにスポーツなどをしても大丈夫です。
STEP7 装置をはずす・保定
装置をはずしても完了ではありません。放っておくとまたデコボコしてきますので、保定期間が必要です。
アフターケアをしますので、必ず装置を持ってきてください。
STEP8 矯正完了
保定期間が完了したら矯正の完了です。
そのまま歯が健康でいられるように、定期健診を受けましょう!
矯正歯科は治療期間が長い治療です。
しかし、当院では6ヶ月で治療が終了するスピード矯正がございます。
まずは、お問い合わせ下さい。
矯正治療は原則として保険がきかず、特殊な治療(※)を除いて、自己負担になります。
症状にもよりますが、一般的には総額50万~130万くらいになります。
支払方法にもいろいろありますから相談してください。
※特殊な治療の例
外科矯正手術を併用する顎変形症の歯列矯正治療等に保険が適用される場合があります。
矯正装置
ブラケットには金属のものだけでなく、白く透明で目立たない装置もあります。
矯正装置には症状や段階に合わせて様々な装置があり、適正な使用が治療効果を高めます。
矯正中は下記の点に気をつけてください。
食事について
基本的には何を食べても大丈夫です。でも固いものや歯に引っ付くものは注意して食べてくださいね。
歯磨きも忘れずに!
歯磨きについて
矯正中は歯に装置を付けているため、食べ物のカスがたまりやすく虫歯や歯周病になりやすい状態です。
効果的な歯みがきの仕方は専門の衛生士が指導します。ご安心ください。
装置について
装置が壊れたり取れたり、またそのため痛くなった時はお電話ください。直ちに適切な処置をお伝えします。
自己管理について
矯正装置をはずしたらきれいな歯並びが実現。でも、このまま放っておくと歯並びに「後戻り」あるいは「新たな不正」という現象がおこってしまいます。そこでリデーナーを使って保定処置を必ず行いましょう。
定期健診について
矯正治療がはずしたあとも、時々定期健診を受けることで、歯が永く健康を保つことができます。
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