こんにちは。歯科助手の牧田です。
 
私はマウスピースを使った矯正を行いました。
ものごころついた頃から上の前歯のところだけ隙間があいているのがずっと気になっていました。
歯並びきれいだねと言われて嬉しかったですが、前歯の隙間があいていることがコンプレックスで、笑うときも無意識に手で隠していました。
矯正を始めようと思ったきっかけは、入職したときに院長先生から矯正やってみたら?と声をかけて頂いて、今までは気にはなっていたけど始めるきっかけがなくてそのままでいましたがこれを機にやってみたい!という思いが強くなり矯正することにしました。
矯正にもワイヤーを張って歯をきれいに並べる矯正や、マウスピースをはめて歯をきれいに並べる矯正などいろんな種類がありますが、院長先生に診てもらってASOアライナーというマウスピース矯正をお勧めされました。
これは、ソフトとハードの硬さが違う2つのマウスピースを1週間から10日ごとに交換して歯を動かしていきます。流れは、はじめにソフトを装着して次にハードを装着します。
初めてソフトのマウスピースを装着したとき、はめるときと外すときがすごく痛くて泣きそうになりました。
ごはんを食べるときは取り外さないといけないのですが、噛むと痛くて硬いものが食べれなかったり、食べるのにすごく時間がかかりました。
お昼ご飯もはじめは職場でお弁当を頼んでいましたが、みんなと同じ時間で食べきるのが難しく噛むこともつらいので矯正期間中は食べやすいお弁当を作ってなんとか食べていました。
 
マウスピースはご飯を食べたりするとき以外はずっとつけている状態なので、なにもつけていない状態のときより虫歯になるリスクもあります。
もともと歯磨きが上手にできなかった私は、先輩方やセミナーで歯磨きの仕方を学んで歯磨きが上手にできるように頑張りました。
 
最初の頃はマウスピースの上のところが歯茎に当たって痛くて口内炎ができたり、歯茎が腫れてしまったりすることがありました。
歯茎に当たって痛かったところは先生に少し削ってもらって調整してもらったらよくなったので、相談してよかったなぁと思いました。
自分が矯正を体験することで、実際に矯正をしてみえる患者さんの気持ちが痛いくらいわかってそれから声かけの仕方なども変わりました。
矯正は痛いけどその分歯が動いている証拠で、日に日に歯並びがきれいになってきているのが分かって嬉しくなり、頑張ろう!と思うことができました。
 
ずっと気になっていた上の前歯の隙間も閉じて、この後は後戻りしないようにリテーナーという保定装置を装着するのですが、虫歯の治療もしていきたいので今はまだこのままマウスピースをはめて後戻りしないように頑張っていきたいです。
矯正の事で気になる事があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。