顎関節症(顎が痛い、顎が疲れる、口を大きく開けられない、口を開けると音がする)の原因は歯ぎしりやくいしばり、咬合異常等があります。

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顎関節症

こんな症状に要注意!

顎(あご)の痛みを感じたら・・・ こんな症状にはご注意ください。

いま、顎関節症が増えています。 下記の症状がいくつか当てはまる場合、顎関節症の可能性があります。 あなたは大丈夫ですか?


顎が痛い図:顎が痛い
 
  • 何をしなくても顎やそのまわりに痛みがあります。
  • 口の開閉でとくに痛みがあり、ちょっと顎を動かしても痛むことがあります。
  • 硬いものを食べると顎が痛くなります。

口を大きく開けられない図:口を大きく開けられない
 
  • 大きなアクビやリンゴの丸かじりができません。
  • 人差し指から薬指までの指3本が入るところまで口が開きません。

顎が疲れる図:顎が疲れる
 
  • 食べ物をかんでいると顎がだるくなります。
  • しゃべっていると顎がくたびれます。

口を開けると音がする図:口を開けると音がする
 
  • 口を開閉すると耳の前で耳障りな音が聞こえます。
  • カクッという音や、砂利を踏むような音が聞こえます。
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顎関節について

顎(あご)の関節の構造と働きについて 理解を深めましょう!!
顎関節について

顎関節は下顎を動かすための関節で、耳のすぐ前にあり、頭の骨のくぼみ(側頭骨:下顎窩)と下顎の丸い突起(下顎骨:下顎頭)からなっています。耳の前に指を当てて、大きく口を開けると動くのが解ります。


口を開けていくと、まず下顎頭が回転し、次第に下顎窩に沿って前方へ滑り出していきます。下顎頭と下顎窩の間には関節円板というクッションがあり、動きをスムーズにすることと、圧力を吸収する役割をしています。


下顎を動かしているのは、こめかみにある側頭筋、頬の部分の咬筋など顎の周りについている咀嚼筋と呼ばれる筋肉です。顎関節はこのような多くの構造物が 強調した動きをすることにより、話したり、食べたりなどの複雑な運動ができるようになっています。

顎関節の構造と働き
図:顎関節
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顎関節症の症状

顎関節症にかかると、こんな症状が起こります。
主な症状

顎関節の運動時痛(動かしたときにいたい)、顎関節の雑音、開口障害(口が開かない)、顎が疲れる

その他よくある症状

頭が重い、頭が締め付けられる感じがする、首筋、肩がこる

図:その他よくある症状
顎関節症のタイプ
1 2 3
筋の異常顎関節内部の異常骨の変形
最も多いタイプで、下顎を動かしている筋肉や、首や肩の筋肉の痛みや不快感を感じます。次に、顎関節の中でネンザのような状態が生じていたり、関節円板がズレたりしています。主に下顎頭が変形し、周囲の炎症をともなって痛みや雑音を生じます。
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顎関節症の原因

顎関節症は、様々な原因が考えられます。
顎の異常活動

歯ぎしりやくいしばりのことをブラキシズムと呼びます。
 

歯ぎしり図:顎の異常活動
 

歯ぎしりをしていても音がしないことが多いので 気づきませんが、多くの人がしています。夢を見ているときに、とくに強く歯ぎしりをします。

なお、乳歯の時の歯ぎしりは、顎の成長発育に良い刺激になるので心配いりません。

くいしばり
 

くいしばりは、通常眠りの浅いときにしています。また、日中、無意識にしていることもあります。ストレスが関連することがあります。

咬合異常
 

歯が欠けたままになっていたり、かぶせたものがうまく咬み合っていないと、片側だけでものを食べることになります。

図:咬合異常
強打などの外傷

スポーツや事故などによって頬を強打したり、異常に硬い食べ物を思わず強い力で咬んでしまったときなどです。

これ以外にも、さまざまなことによって顎関節部に過剰な力が加わることが原因になります。
図:強打などの外傷
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顎関節症の改善方法

顎関節症改善の第一歩。それは・・・毎日のセルフケアが一番大切です。

症状改善の第一歩は患者さん自身のセルフケアです。顎関節症の多くは、その病気の性質として安静にしていれば治っていく病気です。 例えば、ネンザの痛みが安静にしていれば改善するのと同じです。したがって、顎関節や周囲の筋に痛みがあるときには、まずセルフケアから治療を始めます。

顎の安静を保ちます
柔らかい食事にしましょう

痛みが強い場合には、スープ、柔らかめのご飯、卵、ヨーグルトなど軟らかい食べ物に限定してみましょう。とくに、長い間噛まなくてはいけないものは避けましょう。

頭をリラックスさせましょう

日中にくいしばりをしないように顎の力を抜き、いつも上下の歯を離しておきましょう。くいしばっているのに気がついたら、ハミングするのも効果的です。

2 大きな開口は避けます

あくびの力をコントロールしたり、食事中や会話での大開口は避けましょう。

3 温湿布します

慢性の筋症状には温湿布を行います。痛みのある患部に1日数回、1回あたり20分間お湯で温めたタオルをあてがいます。ただし、もし痛みが増すようでしたら、直ちに中止します。 急性の症状には、冷湿布をすることもあります。

図:3温湿布します
4 筋肉へのマッサージをします

頬の部分のだるさや、口を開けたときの痛みやつっぱり感があるときには、頬の筋肉をマッサージしてみましょう。血行がよくなり、痛みが軽減します。温湿布の後や入浴後が効果的です。

5 よい姿勢を保ちます

頭をもちあげて背中を伸ばすようにします。椅子に座るときは、腰を深くかけ背中を伸ばすようにします。このとき、腰の上あたりに小さな枕やタオルを巻いてあてがうと、長時間の座りでも楽になります。

6 仰向けか横向きで寝ます

顎関節や首の筋肉に負担をかけないように、仰向けか横向きで休み、うつ伏せ寝は避けます。枕は低いもので、主に首の部分を支えるようにします。

7 開口練習をします

症状に応じて、歯科医師の指示にしたがって開口練習をします。

その他、過度なストレスは避けるなど、さまざまなセルフケアがありますが、担当の歯科医師と相談のうえ、ご自身に合ったセルフケアで症状の改善を図ってください。
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顎関節症の治療

顎関節症についてのまとめ 早めに専門歯科医師に相談してください。

顎関節症は従来考えられていたほどやっかいな病気ではないことがわかってきました。症状が進行するのはごく一部で、多くは一時的で再発はしても最終的には 治まっていく病気です。

また、原因はバイ菌のように外から入り込んでくるのではなく、自分自身で顎に過剰な力をかけることです。したがって、治療は歯科医 師の指導のもとに患者さん自身が積極的に治療に参加して、原因となっている自分自身の生活の一部を変えることから始めます。それがセルフケアです。そし て、自分だけでは管理できない部分は歯科医師がスプリント、お薬などで治療します。

顎関節症の何らかの症状を持っている人は全人口の6~7割もいて、潜在的な患者さんが非常に多いことがわかっています。気になることがあったら、早めにかかりつけの歯科医師に相談しましょう。適切な指導や治療により、早期に改善することでしょう。

 

顎関節症について、不安な点・わからない点は、お気軽に当クリニックまでお問い合わせください。

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